観世音菩薩は観音菩薩、観自在菩薩とも呼ばれ、梵語Avalokitesvaraから訳されました。仏教に祂が現在西方極楽浄土において阿弥陀仏の脇侍として存在しておられる、大勢至菩薩は本尊阿弥陀如来の脇侍で向かって左におられ、三体合わせて阿弥陀三尊と称します、これが極楽浄土の中心におられる仏さまです。同時に四大菩薩中の一人です。観世音菩薩は過去にすでに仏陀になり、仏教経典では名を正法明如来としました。《観無量寿経》は阿弥陀仏とその脇侍である観世音菩薩・大勢至菩薩のこと、この三尊を併せて説きます。